自宅ではKensington Expert Mouseを使ってるんだけど、普段左手でマウスを使うようにしてるのでボタンのマップをいじる必要がある。それで結構前に色々調べた結果、以下のコマンドをやれば理想的なボタン配置(左上:右クリック、右上:右クリック、左下:ミドルクリック、右下:左クリック、反時計回りスクロール:下降、時計回りスクロール:上昇)になることまではわかった。
/usr/bin/xinput set-button-map "Kensington Kensington Expert Mouse" 2 3 1 5 4 3 3 3 3 3 3 3
あとはこれを~/.xinitrcに記述して起動時に適切なボタンにマップされるところまでは良かった。
USB抜きさしすると初期化される
ただこのやり方には一つ穴があって、マウスをUSBから抜きさしすると適用したマップが初期化されてしまう、というもの。当時のUbuntuはHALを無くすとかなんとかでハードウェアまわりのソフトウェア環境がゴタゴタしてて、色々調べたけどいまいちこの問題を解消する方法がわからなかった。で、昨日久しぶりに調べてみたらあっさり解決したのでここにメモっておく。
- lsusbコマンドを実行して、Kensingtonマウスの項目にあたる部分をひかえておく。
$ lsusb ... Bus 004 Device 008: ID 047d:1020 Kensington Expert Mouse Trackball ...
- /usr/share/X11/xorg.conf.d/90-kensington-expert.confというファイルを作り、中身を以下のように書く。 IdentifierとMatchUSBIDはlsusbで出力されたものを使う。
Section "InputClass" Identifier "Kensington Expert Mouse Trackball" MatchUSBID "047d:1020" Option "ButtonMapping" "2 3 1 5 4 3 3 3 3 3 3 3" EndSection
- 一旦ログアウトして、再度ログインする。
以上おしまい。もっと早く調べておけば良かった。
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